残念なガソリンスタンド

これで4台の内1台売却で3台になりました。

もう一台のAudiは、もう10年以上乗っているし、走行距離も大台をはるか超えています。よって、廃車でもよいし、メルカリを通して格安で売るのもありです。こっちは車検までに売りたいと思います。

 

そうなると、メインは正味グランドボイジャー一台となりますから、少しお金をかけて消耗品の交換やらオプション装着などやっていきたいところです。

 

そんなことを考えていたある日、朝出かけようとするとキーを回してもセルがうんともすんとも言いません。以前であれば、S6があるので、車を変えて行くことが出来るのですがもう売却後です。

 

10回くらいキーを回したり、時間をおいたりしていましたが、すると10分くらいしてようやくかかりました。その時のセルのまわり方からすると、バッテリーが弱っている感じではありません。そもそもバッテリーが弱っていれば、回そうとすればするほどうんともすんとも言わなくなりますしね。

 

実は、この症状は初めてではありません。1ヶ月くらい前に一度ありました。その時も10分くらいかけ続けて、ようやくエンジンがかかりました。

 

寒くなってきたので、バッテリーが弱くなる、というのはあり得るのですが。なんとなく、そんな感じではありません。念のため、過去の整備状況を見ましたが、バッテリーの交換はディーラーでやってなかったみたいで、交換歴はわかりません。見た感じではそんな古そうな外観ではありませんが、まあ、3年や5年くらいはたっているかもしれませんが。

 

エンジンはかかったので、途中行きつけのガソリンスタンドで、電圧だけ測ってもらうことにしました。

 

「ハイオク満タンで」

「あれっ?レギュラーじゃないんですか?」

「いや、マニュアル確認してみたら、このクルマ、ハイオクだったんですよね(苦笑)」

 

こんな間抜けなやりとりは置いておいて、

「バッテリー見てもらえますか」

お願いしました。で、ボンネット開けて、わたしも外に出て店員を待ちます。

ガソリンを入れ終わって、くだんの店員来ます

「最近、かかりが悪いんですよね、電圧みてもらえますか」

すると、店員の驚くべき言葉が

「しばらく走ってれば、(かかり)よくなりますよお」

 

おいおい、毎日乗っとんで、何寝ぼけたこというてんの?

 

と言いたいところですが、もう何年も知ってる馴染みの店員ですから、

「ああそうですかね」とよくわからないことを言ってそれ以上はあきらめました。

 

店員は、忙しいのか、何もせずさっさとボンネットを閉めました。なんのためにボンネット開けて、外に出てきたのやら・・・・

 

まぢ、ここ安いから使い続けてるけど、ほんま使えんな。

唖然としながらガソリンスタンドを退出です。

 

次の信号で止まったときに、レシート見てびっくり。

リッター126円。洗車会員で5円引きというのもありますが、むちゃ安い。文句言いながらも、しばらくはここ使わざるをえません。

 

翌日は、朝仕事に出かけようとすると、またまた、いくらキーを回してもセルがまわる気配するありません。仕事なのでさすがに遅刻はさけなければなりません。早めに切り上げて、電車で行くことに。

 

こうなると、さすがに原因を特定して、修理しなければなりません。その週の日曜日、例のガソリンスタンドの隣にある修理工場に持っていくことにしました。ここはいつもオイル交換とかをお願いしている町工場です。気さくな社長が見てくれるでしょう。

 

とはいえ、そもそもエンジンがかかるか心配。かからなきゃ、工場に持ち込めません。

と思いつつ、キーを回すと一発でかかりました。こりゃあ、バッテリーじゃあなさそうです。気持ちよくセルがまわります。

 

ボンネット開けて、素人のわたしに何か手がかりがわかるはずもありませんが、とりあえず、ボンネットを開けてみてみました。

で、バッテリーをみてみると、あれっ、端子が浮いているような。ちょっと回してみます。すかすか!

 

原因は単純、端子が緩んでいた・・・

 

乗る前の点検で、バッテリー端子の緩みを確認しましょうって、うん十年前の教習所で言ってたな。ただ、これまでこんな経験が皆無だったので、気にしたことがありませんでした。

端子を増し締めして一件落着。

 

しかし、あのガススタ(キグナスって言うんですけどね)、ちょっと端子回してくれれば解決してたのにな。そうすれば、ロイヤルな客になっていたのにな・・・・

 

結論:ここは残念なガススタに違いないけど使い続けるしかない、ということで。