8日目。さて和歌山へ

三重県に長居をしてしまったので、そろそろ移動です。

デッキにクルマが横付けされているので撤収がすごく楽です。

ばかでかいクルマですから、荷物も適当に突っ込んで、炭を処理して、ゴミも捨てて、次は和歌山!

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今回の旅行では、できる限り高速は使わないようにしています。

よって海沿いの国道を和歌山に向かいます。クルマの中で有意義に過ごせるように、英会話のCDを積んできました。

これが予想外にぽんちゃんに受けたようで結構な時間英会話を聴いてました。

ただ、それだけでは楽しくないので途中ゲオによって中古のDVDを買うことにしました。

先日旅館で観たレオンが影響していますかね。クルマの中でも観れますが、旅館やキャンプで観る予定です。運良く、観たかった映画を格安でゲットです。

6枚で2000円くらいだったかな。ただ、さすがにクルマの中では運転手は観れませんが。

 

今日の宿は、那智勝浦の熊野別邸 中の島という旅館です。この旅館は、島にあって、専用の船で渡ります。

というか、そんな情報、一休にはなかったので、那智勝浦に着いてから、電話でどうやって旅館に行ったらよいのかたずねました。

すると、専用の船で、その待合室が港にあると。おまけに電話かけていた場所の横にありました。クルマを置いて5分くらいの乗船で到着。

この旅館は、船で渡るところが風情があるのと、浴場が波打ち際ということでなかなかです。

室内もきれいで申し分ありません。受付で説明を聞いていると、目の前の船着き場から釣りができると。到着は4時くらいでしたが、すぐに釣りを始めました。

 

オキアミで浮きを利用して釣ります。二人で1500円でした。

スタッフの方に聞いてみると釣れてもフグだったり、調理出来る魚を釣る方は少ないと(笑

私自身は、どうせ釣れんやろ。と思ってましたが、ぽんちゃんがむちゃくちゃ乗り気だったので竿を垂れることにしました。

 

すると小一時間でグレが釣れました。通りがかった連絡船の船長が「調理できる魚はなかなか釣れんのやけどな」とか言ってましたので二人して大喜び。というかぽんちゃん興奮してた(笑

 

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夕食の時間になってしまうので釣りは終了。

生ビールは900円と少々お高いですが、和歌山の紀土が800円で飲めました。紀土は好きな日本酒の一つなのでよかったです。

この旅館の一休評価は4.53、値段は65千円。伊豆あたりだと、4.7くらいの評価でもよさそうでけど。

 

【夕食】

前菜 ー 筍木の芽和え、そら豆の石垣寄せ、粽、菜の花の白和え、穴子八幡巻き

釣った魚 ー グレの唐揚げ(もちろんはまちゃんお気に入り)

お造り盛り合わせ ー 伊佐木、鮪、びんちょう、縞鯵、梅鯛

料理長厳選1品 ー 中トロ

お凌ぎ ー 梅鯛桜葉寿司、鮪つみれ茶碗蒸し(ポンちゃんお気に入り)

焼物 ー 熊野牛石焼風

揚物 ー 本日の天ぷら

御飯 ー 熊野海鮮三昧御飯

果物 ー 本日のデザート

 

自分で釣った魚は美味しいよね~とぽんちゃんご機嫌。

後半のメニューに天ぷらがあるからか、グレは唐揚げに。骨も揚げてくれて骨せんべいに。

前半でまだ2人ともビールだった事もありこれがなかなかあってました。グレにあわせて、タラの芽も一緒に出してくれてこちらも高評価ポイントでした。

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他には、梅鯛桜葉寿司も美味でした。桜葉の風味をしっかり感じられます。

梅鯛というのは珍しいですね。ほんのりピンク色で「桜鯛とは違うんだよね~?」と会話しながら調べてみると、和歌山県でのマダイ養殖で梅酢エキスをエサに混ぜて養殖する技術みたいで。

養殖にありがちな臭みがないことも特徴。言われてみるとそんな気もするような・・・

 

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そしてもちろん朝食も美味しかったです。

さすが和歌山県と思ったのが紀州梅3種食べ比べというのがありました。普段の食べ慣れているような梅から、プルーンのような甘みというか食感もフルーツのようなものまで味わいは様々で。ぽんちゃんは、こんなところに感激してました。

ちなみに横にあるのは鮪の中落ちです。

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島にあるので景色もよく、ご飯食べてロビーでくつろぎました。風も気持ちいいので30分くらいはのんびりしてました。

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チェックアウトも済まし、船に乗り車へ向かいます。

船に乗ってからもスタッフの方が手を振ってくださっているいるのですが、船が見えなくなる結構な距離の中、ずっとずっと手を振っていました。ここはすごく丁寧な接客で、二人の満足度は高い旅館でした。

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