9日目。兵庫へ移動
この日も春爛漫という感じの天気で。
和歌山でもう少し滞在したかったのですが、なかなかよい旅館がなく、さらに南下することにしました。
欲を言えば熊野あたりを散策したかったのですが、それも次の機会に。
三重、和歌山、とくれば次は奈良か大阪ですが、コロナもあり人が多いところは避けることにして一気に阪和道、阪神高速を経由して、神戸も過ぎて淡路島に渡りました。
若い頃十数年、仕事で大阪に住んでいたので、久しぶりにミナミあたりで飲みたかったですが今回はパスです。
泊まったところは、淡路夢泉景という旅館です。
着いてみてみるとホテルニュー淡路別邸と。関西人ならテレビCMでなじみの、例のホテルニュー淡路ではありませんか。
あらま、あそこね(笑
久しぶりの淡路島ですが、のどかでよいですね。少しずつコロナの影響を受けているようでした。
しかしこの旅館(というかホテル)、昔ながらの「The旅館」、てな感じです。
愛想のない仲居さんが、さっさと配膳していきます。(ぽんちゃんあらため)アキナちゃんがベランダにでていても、どんどんと配膳し、そしておかまいなく食事の説明をして、さっさと皿を下げる感じです。
部屋食だったので、ある程度まとめて運んだり、飲み物の注文で呼んでも遅いなどは理解は出来るのですがね・・・。
アキナちゃんは料理の説明聞くのも楽しみだったので残念なようでした。一休の評価4.56です。それはないでしょう。
確かに海が目の前で景色は良いですが、部屋は古いし、露天風呂から発する音はうるさいし。(加温しているのかな)
これまでも露天風呂付きの部屋に泊まっていましたが、このような機械音は初めてです。仲居さんに言っても、「そんなもんです」(笑うしかない・・
お値段、55000円。
部屋の露天風呂は最高で、これは他の旅館と比較しても最上位といって構わないでしょうが、接客がね・・・
加えて、釣り堀が目の前だったので、これは加点ポイントです。
でも、リピートはないですかね。
【夕食】
食前酒 ー 季節の食前酒
前菜 ー 春の彩り八寸
造り ー 島の漁港から届く 旬魚の取り合わせ
鍋物 ー 淡路牛のしゃぶしゃぶ 季節野菜とともに
蒸し物 ー 春の茶碗蒸し
焼物 ー 淡路島名物 宝楽焼(桜鯛・海老・栄螺・淡路玉ねぎ)(ポンちゃんお気に入り)
酢肴 ー 地蛸の酢の物
御食事 ー 淡路島産 鮎原米 赤出汁、香の物
水菓子 ー あまおうアイスクリーム
宝楽焼は淡路島の名物だそうで聞いたことなかったのですが、シンプルに素材のうま味が感じられる料理でした。淡路島ということで下のお土産屋さんにも玉ねぎの商品多く、夕食にも朝食にも玉ねぎ出てきました。
部屋に戻り、天気も良く月が出ていたので、月の写真に挑戦したり楽しみました。
月の写真はやっぱり難しいですね。
朝食も割とシンプルなものでしたが、干物を自分で焼けるのはいいですね。
冷めてしまうと骨が取りにくくなってしまいますが、自分のペースで食べられるのがナイスで。
海苔もパリパリのまま頂ける様に温められながら出されていたり、細かい気配り等も感じられるのですがね。良いところと、そうでない所がどちらもあり少し残念賞な印象でした。