愛車遍歴⑤

フェアレディZL(50年式)

大学の頃は結構中古車巡りをしていた。当時はインターネットもなく、ただただドライブがてら幹線道路沿いを見て回る程度だった。

そんな折、奥多摩の方できれいなブルーメタのフェアレディZを発見。40万円でエアコン付き。Zは当時エアコン付きが少なく、これも後付けの助手席の足下にエアコンが付けられていた(厳密にはクーラー)。

そこそこ程度の良い5速ツーシーターだった。もちろん、こんな高い(笑)車は買えるわけもなく、兄に言ったら兄が買うことに。その後、兄の結婚を機に譲り受けることになった。

このクルマはよかった。900キロ台の車体に125PSの直6L型。スムーズに回転するエンジンで、会社にもこれで通っていた。最後の頃は、バッテリーが上がり毎回押しがけする必要があるは、ラジエータから水が漏れるため水を入れたペットボトルを携帯しておき毎日水を足していた。驚くことに、軽いクルマだったので、一人でも押しがけができていた。多少の苦労はあったが、いまとなれば手放したことに後悔している。

 

クライスラーの故障

クライスラーの故障のつづきです。

 

例のトラクションコントロールのエラーですが、ディーラーではらちがあかないので、再度、近所の修理屋さんに持ち込んで、社長にお願いしてみました。

 

結果は、おそらく、センサー関連ではないかと。やってみなきゃわからない。部品を探したが国内にはない。アメリカの在庫を見たが、今欠品中。費用は20万くらいになりそう。

 

費用はともかく、欠品の上、治るかどうかは保証できない、というのではテンションだだ下がりで。

 

中古で探してもらえないかお願いして、このエラーの件はギブアップしました。まあ、ディーラーに寄れば、普通に運転している分には大丈夫らしいんで自分を説得しました。

 

それから、2,3週間乗ってたでしょうか。ある日、エンジンをかけて走り始めたのですが、なにか違和感があります。

 

 

なんとエラーが出ない!それ以降どういうわけかエラーが出ることもなく、一件落着です。というか、落着してないかもですが普通に乗ってます。

 

結論としては、クライスラーのディーラーはさすが!

エラーは自然に消えることを知ってたんでしょうね(笑

 

クライスラーって

クライスラーグランドボイジャー

さすがアメリカ本場のミニバン。

クルマはすばらしい。

 

でも故障はあります。

ちょこちょこと。まあ、10年選手ですから日本車やドイツ車でもあります。

 

買ってすぐの故障は、というか故障というの言い過ぎですが

40キロくらいで段差を超えると「がしゃっ」という

金属音がするようになり、近所の修理屋にもちこみましたが、あれやこれやと対応してもらっても改善せずです。最後には、日本には部品がなく、輸入するがなおる保証はないと、これ20万円の部品。そのままにして走ってます。

 

つぎは、少し深刻でブレーキアシストとトラクションコントロールのエラーがでて、くだんの修理屋に。これもあれやこれや対策してもらいましたが結局エラーは消えず。エラーが消えないと次の車検はとれないと言うことも教えてもらいました。もう仕方ないので、都内のディーラーに持ち込んでみることにしました。

 

取説見ると、このエラーが出たときには、極力低速で至急最寄りのディーラーに持ち込んで欲しいと書いてますから。取説では、もっとおどろおどろしいことを書いてますが。

 

audiの修理で最近しばしば訪れていたディーラーのすぐそばです。

「ブレーキアシストのエラーが出るんですけど」

「当社での登録のお名前を聞かせてください」

「っっ汗)いえ、こちらは初めてです」

「どちらで購入されました?横浜のお店ですか(ナンバーが横浜なので)」

「いえね、っっ、中古で最近購入したんです」

「そうなんですか、じゃあそちらで保証を受けられたらどうでしょうか」

「あ、ああ、あ、いえね、保証のないお店というか・・・まあ、個人売買のようなもんです(しどろもどろ」

(なんで、こんなあかっぱじかかなきゃならんのやねんん?)

 

「わかりました、じゃあちょっとエラー表示を見てみましょう」

(やったあ~、コンピュータつないでみてくれるんですな!)

「どうぞ」

 

で、見たのは、メータのところのエラー表示(笑

(そっちか、がっかり)

 

「ああ、これはお預かりして見てみる必要がありますね」

「そうなんですね」

(まあしかたない、きっちり見ておいてもらわなきゃならないんで)

「じゃあ、お願いします」

「あの、実はこのところとても混んでましてね、コロナの関係で。」

「そりゃそうですよね。じゃああいているときにお持ちします」

「わかりました、工場の予定を見てみますね」

(しばらくして)

「それが今すごく混んでるようで、みてみると来年の1月5日が最短なんですよ」(ちなみに、これは11月初旬)

・・・・

返す言葉もありませんが、ここで嫌みの一言言っても大人げない。

「ああ、そうなんですね。じゃあまた予定見てご連絡します。

このエラーって、乗ってても問題ないんですか」

「ええ、まあ大丈夫ですよ」(マニュアルと違いすぎ)

 

まあ、10年落ちのポンコツをディーラーで直そうというのがそもそもの間違いでした。

 

クライスラーって、素人が日本で乗るクルマではないのかもしれません。おっともとい、中古では。

Jeepなんか乗りたいんですけどね。ディーラーは残念です。

 

 

愛車遍歴④

時系列的には前後するが、就職してはじめて買ったのがBMW520。

100万円くらい。尼崎の有名な中古車センターで購入。

はっきり言ってポンコツ。寮で同室だったU君に、こんなポンコツに100万も払ってアホちゃうかとあきれられていた。彼は、淡路島出身で根っからの関西人。よって、バリバリの関西弁で、「アホちゃうか」言われてビビった。

とは言え、初めての外車で、ドイツ車。とてもしっかりしたボディで、4速マニュアルのミッションもカチカチ決まるし、好きなクルマだった。

ポンコツと言ったのは、エンジンが暖まっていないと、プラグがかぶってすぐにエンストしてしまうことから。

会社に行く途中にプラグがかぶって止まることもあって結構ヤバいクルマだった。20台後半だったので、会社の同僚とよく遊びに出かけていた。

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リモートワーク

リモートワーク、いいですね。

 

響きもいいけど、毎日がナマケモノになれてうれしい。

こうなった以上、収束しても元には戻れませんぜ。

 

まあ、このくらいの緩さでも日本経済はまわるっちゅうことですね。

 

バブルの頃の生活:

5時起床 寮の二段ベットから飛び降りて、会社に。4人部屋でした。クーラーがなくて夏は地獄だった。どういうわけか冬は暖房があって快適でしたが。

6時会社到着。灰皿とってきて、一服しながら仕事スタート。

8時半頃、まわりが騒がしくなってきて、一服。8時20分からラジオ体操もあったかな(笑

9時過ぎ、お客さんのところに出発、重役用の社用車もこの時間帯なら空いてきて、市内なら乗せていってくれます。一時の重役気分。

12時前、帰社して工場の食堂でカレーを食う。12時過ぎてると、工場の工員さんでめちゃ込み。なんせ1万人いますからね。

午後は、工場まわったり、会議であっという間の終業(5時半)。

で、工場食堂に100円のうどんを食いに行って、残業突入。

8時頃になると、女性はいなくなり、少しずつ静かに。

11時半、最後まで残っていた若手たちが、終電目指してラストスパート。で、最寄りの駅まで相乗りのタクシー。

深夜1時、終電で寮に到着。風呂入って4人部屋の部屋で、つまみで飲んで2時就寝。てか、その段階で4人揃ってはないんですよね、もっと遅い奴らいる。

だいたい、3時間の睡眠が目標でした。

 

一方、リモートワークの今:

9時起床。会議は10時からだから時間たっぷり。ちょこっと飯食って、新聞読んで、9時50分くらいにZoomのスタンバイ。

11時、会議終わってコーヒータイム。そのまま、ポコちゃんのつくってくれた飯をいただきます。

テレビみながらランチして、

「散歩行こうか」

で、小一時間散歩。

午後は特に会議も無いので、お台場にキャンプ道具を見に。

3時頃帰宅。

メールへの返信を続けているとあっという間に夕方。

「今日のご飯どうする?一杯行こうか」

で、7時ラストオーダーの居酒屋で一杯。

8時帰宅の後、風呂入って早めの10時半に就寝。いつも3時頃目が覚めてしまってyoutubeを小一時間みて二度寝。で9時に起床。

 

バブルの頃の給料は、手取り200万円なり。いまは、なんか多い。

 

ありがたいことです。

 

愛車遍歴(その③)オートバイ編

クルマの遍歴を一休みしてオートバイ遍歴。高校を卒業してクルマの免許を取る前にバイクを買った。まず、ホンダパッソル50CC。大学1年にして始めて買った動力車。免許は、普通車をとるために教習所に通い始めたのだが、なかなか予約ができず、とれそうにないので、夏休みに原付の免許を取ってパッソルを購入。まあ、おばさん向けの原チャリ。この原チャリで、教習所に小型バイクの免許を取りに行った。たしか当時は原付はヘルメット不要だったような。

 

次に買ったのが、ホンダCB125。4サイクル単気筒だったかな。大学一年の夏休みに、小型免許が取れたので、早速、実家の近くで購入。中古で5万円くらいだったかな。よくもこんなポンコツを買ったと思う。その後、夏休みが終わって東京に陸送した。よく、プラグがかぶってエンジンがかからなくなった。そういうときは、押しがけすることになるが、これは割とうまくいっていた。自動車教習の帰りに甲州街道で派手に転倒したことを覚えている。

 

CB125は何ヶ月か乗った記憶があるが、その後中型免許を取れたので、400ccにステップアップした。それが、ホンダCM400。

たしか、21万円で購入。経緯は忘れたが、たしか中古車屋で購入したように思う。大学寮のM君とよくタンデムで遊んでいた。これは2気筒でホンダの名車であるCBと同じエンジンで吹け上がりもよくてタフだった。CBのアメリカンバージョン。3,4ヶ月で売却した。ほとんど記憶はないし写真も残ってない。

 

その頃にはクルマに関心が移りギャランに乗っていたのだが、それを売却した際にスズキハスラー125㏄を手に入れた。5万円くらいのもので、当時中古を手に入れる手段だった「オートバイ誌」で購入した。ツーサイクルエンジンで白煙もうもう。大学にこれで通っていた。一枚だけ写真があった。

 

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このあと、大学の4年だったか、同じ大学の知り合いからCB400N(ホークⅢ)赤を買わないかと声をかけられた購入。この頃は、大学でオートバイつながりの友達もできてよくつるんでいた。大型免許(限定解除)が一つのステータスになっていて、みんなチャレンジしていた。

できれば限定解除して刀の650CCを買いたかったが、なかなかハードルが高く中型に甘んじていた。このホークⅢは10万を切るくらいの値段だったよう記憶している。近藤真彦がスニーカーブルースという映画の中で乗っていた。このころは片岡義男のバイク小説を読み漁っていた。安く購入できたが、ハンドルがとられていたので事故車だったのかもしれない。足立ナンバーがついていてうれしかった(笑

その後就職した際に実家に持ち帰り置きっ放しにしていたが、数年後、母が邪魔だというので処分してもらった。

 

 

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残念なガソリンスタンド

これで4台の内1台売却で3台になりました。

もう一台のAudiは、もう10年以上乗っているし、走行距離も大台をはるか超えています。よって、廃車でもよいし、メルカリを通して格安で売るのもありです。こっちは車検までに売りたいと思います。

 

そうなると、メインは正味グランドボイジャー一台となりますから、少しお金をかけて消耗品の交換やらオプション装着などやっていきたいところです。

 

そんなことを考えていたある日、朝出かけようとするとキーを回してもセルがうんともすんとも言いません。以前であれば、S6があるので、車を変えて行くことが出来るのですがもう売却後です。

 

10回くらいキーを回したり、時間をおいたりしていましたが、すると10分くらいしてようやくかかりました。その時のセルのまわり方からすると、バッテリーが弱っている感じではありません。そもそもバッテリーが弱っていれば、回そうとすればするほどうんともすんとも言わなくなりますしね。

 

実は、この症状は初めてではありません。1ヶ月くらい前に一度ありました。その時も10分くらいかけ続けて、ようやくエンジンがかかりました。

 

寒くなってきたので、バッテリーが弱くなる、というのはあり得るのですが。なんとなく、そんな感じではありません。念のため、過去の整備状況を見ましたが、バッテリーの交換はディーラーでやってなかったみたいで、交換歴はわかりません。見た感じではそんな古そうな外観ではありませんが、まあ、3年や5年くらいはたっているかもしれませんが。

 

エンジンはかかったので、途中行きつけのガソリンスタンドで、電圧だけ測ってもらうことにしました。

 

「ハイオク満タンで」

「あれっ?レギュラーじゃないんですか?」

「いや、マニュアル確認してみたら、このクルマ、ハイオクだったんですよね(苦笑)」

 

こんな間抜けなやりとりは置いておいて、

「バッテリー見てもらえますか」

お願いしました。で、ボンネット開けて、わたしも外に出て店員を待ちます。

ガソリンを入れ終わって、くだんの店員来ます

「最近、かかりが悪いんですよね、電圧みてもらえますか」

すると、店員の驚くべき言葉が

「しばらく走ってれば、(かかり)よくなりますよお」

 

おいおい、毎日乗っとんで、何寝ぼけたこというてんの?

 

と言いたいところですが、もう何年も知ってる馴染みの店員ですから、

「ああそうですかね」とよくわからないことを言ってそれ以上はあきらめました。

 

店員は、忙しいのか、何もせずさっさとボンネットを閉めました。なんのためにボンネット開けて、外に出てきたのやら・・・・

 

まぢ、ここ安いから使い続けてるけど、ほんま使えんな。

唖然としながらガソリンスタンドを退出です。

 

次の信号で止まったときに、レシート見てびっくり。

リッター126円。洗車会員で5円引きというのもありますが、むちゃ安い。文句言いながらも、しばらくはここ使わざるをえません。

 

翌日は、朝仕事に出かけようとすると、またまた、いくらキーを回してもセルがまわる気配するありません。仕事なのでさすがに遅刻はさけなければなりません。早めに切り上げて、電車で行くことに。

 

こうなると、さすがに原因を特定して、修理しなければなりません。その週の日曜日、例のガソリンスタンドの隣にある修理工場に持っていくことにしました。ここはいつもオイル交換とかをお願いしている町工場です。気さくな社長が見てくれるでしょう。

 

とはいえ、そもそもエンジンがかかるか心配。かからなきゃ、工場に持ち込めません。

と思いつつ、キーを回すと一発でかかりました。こりゃあ、バッテリーじゃあなさそうです。気持ちよくセルがまわります。

 

ボンネット開けて、素人のわたしに何か手がかりがわかるはずもありませんが、とりあえず、ボンネットを開けてみてみました。

で、バッテリーをみてみると、あれっ、端子が浮いているような。ちょっと回してみます。すかすか!

 

原因は単純、端子が緩んでいた・・・

 

乗る前の点検で、バッテリー端子の緩みを確認しましょうって、うん十年前の教習所で言ってたな。ただ、これまでこんな経験が皆無だったので、気にしたことがありませんでした。

端子を増し締めして一件落着。

 

しかし、あのガススタ(キグナスって言うんですけどね)、ちょっと端子回してくれれば解決してたのにな。そうすれば、ロイヤルな客になっていたのにな・・・・

 

結論:ここは残念なガススタに違いないけど使い続けるしかない、ということで。