クルマで日本一周旅行へ
二人の共通の趣味は旅行です。以前から、1泊や2泊くらいではちょこちょこと旅行していたのですが、わたしの春休みに合わせて長期の旅行に出ることにしました。
ぽんちゃんはそれまで仕事をしていましたが、一旦やめて一緒に行くことになりました。1ヶ月くらいを想定していますが、はっきり言ってノープランの旅行です。
今回の旅行は、車中泊が可能なバカでかいアメ車で行くことにしました。
雨の中3時に東京出発です。
ガソリン満タン、トリップメーターをリセットして出発進行!
荷物は、通常旅行に持っていくような着替えや洗面用具に加えて、4人用テント、タープ、七輪、焚火台、テーブル(ロー、ハイ)、イス、ガスコンロ、布団、シュラフ。
ポンちゃんも、固形燃料のコンロ、ローテーブル、三脚、等々準備してました。つまり、途中途中でキャンプをする予定でもあります。
さて、今日の目的地は静岡の焼津にある、湊の宿 汀家です。クルマの中でチェックして予約しました。
この旅館は、街中にあります。場所はわかりにくいことはないのですが、あまり風情はありません。駐車場がわかりにくく、一旦旅館に行って駐車場の場所をききました。
館内は、飾り付けや調度品など、相当に気を遣っているようで好印象です。
露天風呂もなかなよいですし、部屋もゆったりとした作りでした。
食事は量もほどよく、上品な献立でよかったです。
料金は、平日で7万(二人、夕朝食)といったところで、まあ、相場でしょうかね。ちなみに、生ビールは680円でした。旅館にしては良心的な価格ですね。
これで、立地がリゾートっぽかったら、リピートは大いにありです。一休の評価は4.63でした。
【夕飯】
・組肴(景午房胡麻和え、漬け鰹、景生姜、空豆、桜寿司、平目南蛮揚げ、花弁百合根)
・鮪御造里食べ比べ
・地蛤吸い物(はまちゃんお気に入り)
・汀家名物鮪かま唐揚げ(ポンちゃんお気に入り)
・葵牛低温ロースト
・地養鶏と筍のご飯
・留椀
・香の物
・水菓子
このなかでは、鮪のかま唐揚げがなかなかの味です。ちょっとボリューミーなので、1つを2人でちょうどよい感じでした。
といいつつも、ポンちゃんも完食。
あとは、地蛤のお吸い物がなかなかで。蛤の味もしっかり濃く、蛤の出汁がしっかり感じられてすばらしい。
この旅館は、朝食も満足度が高いです。
シンプルだけどふたりとも好きな、しらすの釜揚げ、とろろがあり朝からテンションは上がりました。
朝食に《削り節の食べ比べ》があり、鯖節、鰯節、鰹節の3種とそれとは別に、削りたての少しだけ厚みのある鰹節。そのまま食べたりご飯と一緒に食べました。
ポンちゃんは削りたての鰹節を食べた事なく感動したと。
わたしが子供の頃、家では鰹節を削って出汁をとってましたが。ジェネレーションギャップで汗
シンプルでも贅沢でもあった朝食で、こういうのが旅館としてはよいですね。